ケアマネージャーの事務所を退職しました

今年の11月末に、8年半勤めていた、ケアマネージャーの事務所を退職しました

社長から、こんな素敵な花束をいただきました。会社にも、お客様にも、一緒に働いてくださった皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです!(^^)!

初めてお客様のご自宅を訪問した際、ケアマネージャーですとご挨拶すると、病気の事、経済的な状況、家族との関係、時には排泄の話も 多くの方は言いたくないような事を、初めてお会いした私に相談してくださいます。

また、時にはこのような個人情報のやり取りを介護事業者はもちろん、病院や、民生委員ともやりとりします。

ケアマネージャーの仕事を始めた時に、その事実に、なんて尊い職業なのだろうと感動したことを覚えています。この職業には偉大なる先輩ケアマネージャーたちが積み上げてくださった「実績」と「信用」がある。私も、この仕事を始めるのであれば、信用を積み上げてくれた先輩方に恥じないように、誠実に業務をしていこうと誓いました。

無条件で信じてくださるお客様の為に、お役に立ちたい。できるだけ、電話には出るようにして、何かあったらすぐに連絡が取れるようにしてきました。

認知症で一人暮らしの救急搬送されたお客様が夜中に病院から帰ってきたときに、迎え入れたこともありました。夜中にたぬきが出た!と私に電話してくださった方もいました。(警察につなぎ、ハクビシンを追い出してくれました。)まだヘルパーの事務所が開くより前の早い時間に、「夜中転倒して床に寝ており困っている」とお電話もらった時には、ベッド上に抱き起こす為に早朝、訪問しました。

ケアマネージャーとしてはやりすぎだったのかもしれません。でも、お客様は大変喜んでくださいました。夜中にどこに電話をすれば解決するか・・・と必死になって私を頼ってくれたその気持ちを思えば、何とかしてあげたいと思っていました。

そして、対応が取れてお客様が喜んでくれた時には格別でした。その時に私は自分が生きていても良かったんだと、晴れ晴れするようなさわやかな気持ちになりました

この仕事を辞める日が来るなんて、自分でそれを選択するなんて、まだ半分くらい信じられないような気持でもあります。思い入れのある職業です。

それであれば、どうして退職したのか、と思われる方がいるかもしれません。

話が長くなってしまいそうなので、そのあたりを次回のブログにまとめようと思います。

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